低い自己肯定感(自尊心)を高める画期的な方法

「自己肯定感が低いのは憂鬱気質が原因かも?」生きづらさを感じている人必読!!自尊心回復方法の決定版!!

4/7 自己肯定に続く道はない。自己肯定こそが道なのだ。

世の中の自己啓発にもの申す。
全く新しい自尊心の解釈!!

 

このブログは全7回で完結する自尊心回復のプログラムです。
順に下層ページを1/7~7/7まで読んでください。

※7ページは長すぎるという人のために、切り口を変えた気質学の1ページをアップしました。是非読んでください。

明るく積極的=⭕️、内気で引っ込み思案=✖️は大間違い!

 

f:id:gaikotsu-jin:20160721160458j:plain

 

 

●自尊心が低いのは努力不足?

あなたはもしかすると、「自分の自尊心が低いのは、努力不足、鍛錬不足が原因ではないか?」「人間として未熟だから、自尊心が低いのでは?」と思っているかも知れない。

しかしそれは全く違う。けっしてそんな理由ではない

また、専門家が言うような「親の育て方」でも「成功体験や挫折体験の数」でもない。

憂鬱質だから必然的に自尊心が下がったんだ。

つまりそもそも自尊心が下がりやすい素質(憂鬱気質)を色濃く持って生まれたから下がったんだ。あなたのせいでも、ご両親のせいでもない。誰のせいでもない。


●専門家の言う事はデタラメだ!

専門家は自尊心が下がる原因に後からこじづけで「親の育て方」だとか「成功体験や挫折体験の数」だとか言っているだけだ。筋の通った理屈で理論武装していかにも正しい答えのような言い方をしているが、全く彼らは分かっていない。全部デタラメだ。

彼らが考える理由がそもそも間違っているのだから、そこから割り出された対策も間違いだらけ。世の中に溢れている自尊心の回復方法はほとんど全て間違っている。


●自分を変えようとすることは自分を否定する事

理屈で自分を変える努力を促しているモノは特にひどい。
例えば「セルフイメージを変えれば本当の自分も変わってゆく」とか「毎日日記で自分の行動、言動を振り返って見直してゆく事で自分を変えてゆく」とか全部デタラメだ!そんなモノがあるから「自尊心が低いのは努力不足が原因では?」「人間として未熟だから自尊心が低いのでは?」と考える人が出てくるんだ。
そんなモノ信じてはいけない。そもそも自分を変えようとすることは、自分を否定することだ。自分を変えようと努力し続けることは、自分を否定し続けることだ。そんなことをしたら自尊心が上がるどころか、みるみるうちに下がってしまう。


●自己肯定に続く道はない。自己肯定こそが道なのだ。

自尊心が低い自分を高い自分に変えようとする事は、「自分を否定する事で肯定出来る様になろう」とするようなモノだ。それは「戦争する事で平和を作ろう」と言っているのとよく似ている。これがやっかいなことに一見正しく聞こえるから恐ろしい。コレに対してガンジーは名言を残している。「平和に続く道はない。平和こそが道なのだ」と。この平和の部分を自己肯定に変えてみれば見事にはまる。「自己肯定に続く道はない。自己肯定こそが道なのだ」
自己否定の先に自己肯定なんてない。あり得ない。自分を肯定出来る自分になりたいのなら今すぐなってしまえ。自分を変えようとなんて考えるな!開き直ってありのままの自分を全部受け入れてしまうのだ。


●あなたはあなたのままでいい

理屈で自分を別人格に変える事など出来ない。もっと言えば変わらなくていい。今のままでいい。そのままの自分を全部受け入れてしまえ。開き直って断言してしまえ。「自分は変わらなくていい。今のままでいい。このままで生き続けてやる!」と自分に断言するんだ。
「自分は根っからネガティブだ。それの何が悪い!」「自分は意気消沈しやすい。悪いか!?」「自分は落ち込んでばかりだ。それがどうした!」「自分は引っ込み思案だ。文句あるか!?」「自分は自分がダメ人間に思えて仕方が無い。一生自分はダメ人間と思って生きてやる!」「自分は自分の事が嫌いだ。一生嫌いのままで生きてやる!」これらの言葉を声に出して言ってみることだ。そうするとずっと気持ちが楽になる。


●どの気質も大事な役割がある

憂鬱質にはいっぱい欠点がある。しかしそれと同じだけ長所もある。それはなにも憂鬱質だけではない。全ての気質が一長一短あって、どの気質が上とか下とかいうモノではない。全てこの世の中を構成しているかけがえのない存在なんだ。

あなたは憂鬱質から別の気質に変わりたいと望んでいるかも知れない。しかしそれは憂鬱質の短所を捨てるだけではなく、長所も捨てる事になるのだ。そして別の気質に変わったら、別の気質の長所を手に入れるだけでなく、その気質の短所も同時に手に入れる事になるのだ。

どの気質になっても一長一短がある。それでも別の気質に変わりたいと思うのか?

憂鬱質には憂鬱質の大事な役割がある。他の気質にもそれぞれ役割がある。全部役割があるんだ。

どの気質に生まれても、その人にはその人の役割がある。そしてそれをまっとうすればいい。全く別の気質に変わりたいと望むなんてナンセンスなんだ。

朝顔には朝顔の魅力があり、向日葵には向日葵の魅力が、月見草には月見草の魅力がある。全てに魅力があるし、役割があるんだ。変わる必要なんてそもそもない。

だから憂鬱質のあなたが目指すべきは、全く違う気質に自分を変える事ではない。憂鬱質と上手く付き合うことを目指すべきなんだ。


●憂鬱質はいつも気分は薄曇り

憂鬱質の人はいつも気分が冴えない。薄曇りといった感じだ。そして「何で自分はいつも気分が冴えないのだろう?」と悩む。しかしその答えは簡単だ。憂鬱質だからだ。薄曇りは一生つきまとう。薄曇りの気分が、嘘のように晴天つづきになるということはない。憂鬱質とはそういう気質なのだ。もっと言えばそれでいい。変わる必要なんてない。その程度の悩みならむしろ上手く憂鬱質と付き合えていると言える。


●憂鬱質との付き合い方を工夫するべき

子供の頃は誰しも持って生まれた気質が色濃く表に現れていて、それを辺り構わず振りまいていたはずだ。
例えば胆汁質の子はお友達に暴力を振るっていたかも知れない。憂鬱質の子は泣いてばかりだったかも知れない。多血質の子はじっとしていられなかったかも知れない。粘液質の子は時間を守れなかったかも知れない。

しかしほとんど全ての人が、大人になるまでに、そうした欠点の部分を理性で補うことで、社会とのバランスをとれる様になってゆくはずだ。

憂鬱質が色濃く現れていている人も、大人ならば人前で泣きわめいたりはしないだろう。気分はいつも薄曇りでも、努力家なら、人にはその様子を見せまいと常に笑顔を心がけてもいるかも知れない。

そこまでやれていればもう充分憂鬱気質と上手く付き合えていると言えるのだが、もしあなたが苦しくて仕方ないのなら、もう少し憂鬱質との付き合い方を工夫する必要があるのかも知れない。

 


ここまで読んで何か感じた人は下層ページも読んでください。
憂鬱質との付き合い方の工夫について詳しく書きます。